蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2011-01-01から1年間の記事一覧

時代13、In my life

You tubeで見つけたこの動画に成る程と思った。その背景を考えると、この映像にこの歌は合っている。ビートルズのIn my life。 There are places I'll remember All my life though some have changed Some forever not for better Some have gone and some …

松葉の流れる町(20)

翌日つぐみの予定はなかった。スケジュールの確認と調整のため会社に出た壬生を正太郎が待っていた。 「壬生さん、ちょっと」 珍しく机に向かう壬生に正太郎が声をかける。壬生は正太郎を追って部屋を出た。事務所のあるビルの地下に喫茶店がある。 「一条は…

時代12、過ぎ去りし時の行方

今回は「過ぎ去りし時の行方」と題して井上陽水と森昌子を並べるが、導入映像は「森昌子十八ゆれる心の想い」と題された次の動画である。 http://youtu.be/sZat1rU00Ps 森昌子を考える時、やはり時代は重要な意味を持つ。それを18歳の彼女が考えていたとは驚…

Edesu19、小さな歌声

小さな歌声が恩師の心にあった 小さな喜びが林の小道にあった 大きな悲しみは 終着駅のベンチにおいてある 温もりの歌声が 北の大地に響いていた 色鉛筆 小学2年の森昌子「涙の連絡線」 http://youtu.be/aIU4AzKNzWg 森昌子「避難所ライブ」 http://youtu.b…

Edesu18、想い出をください

想い出をください 想い出を返してください 埋もれてしまった 私の想い出を 白い花の咲く あの林の懐かしい小道を 想い出をください 小さな悲しみと一緒に 色鉛筆 森昌子「想い出をください」 http://youtu.be/qYY9fZLRqts

Edesu17、脱ぎ捨てられし仮面の悲しみ

私の目的地は終着駅ではありません それは終着駅の彼方にあります 明日はきっと逢えると信じて 私はまた歩きます 色鉛筆 森昌子「悲しみの終着駅」 http://youtu.be/6LVAp6MbKuI

Edesu16、Atom Heart Mother

あなたが望むのなら 鬼となって 日本を守りましょう 水彩 ピンクフロイド「原子心母」 http://youtu.be/zPeNl7pzyCA 「原子心母」は1970年に発表されたピンクフロイドのアルバム。プログレッシブロックを代表する名盤として知られる。原題の「Atom Heart Mot…

Edesu15、豊秋津島

日本の古名に豊秋津島があるが、これは豊かに穀物が実る島との意であり、その中の秋津とはとんぼのこと。赤とんぼが黄金の田んぼの上を群飛ぶ姿に古の人は豊穣を願い、そしてそれは叶えられてきたのかもしれない。だから豊秋津の島と呼んだのだろう。 確かに…

Edesu14、衣を纏った天使

ジョン お母さんはあなたと共にいます そして お父さんもあなたと共にいます ジョン ショーンが見えますか ヨーコが見えますか 色鉛筆 ジョンレノン「Mother」 http://youtu.be/eDVkkwl6aJo

Edesu13、カンパネラ

あれほどの町が瞬時に流されるとは だけど人の歩みは止められない 彼の人でさえ止められない 今こそ北の大地に鐘を響かせよう 奇跡の鐘の音を 新たなるイーハトーブの愛を夢みて 色鉛筆 フジコ・へミング「ラ・カンパネラ」(リスト) http://www.youtube.com/…

Edesu12、伝統

いつまでもたっても止まぬ雨はない 陽はまた昇る そして 伝統は復興の力となる 色鉛筆 東北地方の民謡を二曲 森昌子「南部牛追歌」(岩手県民謡) http://www.youtube.com/watch?v=JVVhv7UVhQY 森昌子「新相馬節」(福島県民謡) http://www.youtube.com/wat…

松葉の流れる町(19)

その帰りのタクシーの中で、つぐみは会場で受け取ったファンレターに眼を通した。つぐみが貰うファンレターはそう多くはない。浅草は故郷の宇都宮と同じで、彼女がキャンペーンを開くと必ず熱心なファンが来てくれる場所だった。人情に厚い下町につぐみの演…

Edesu11、Holiday

神よ あなたは休暇中なのですか そんな… あなたに休暇があるのですか 色鉛筆 ビージーズ「Holiday」 http://www.youtube.com/watch?v=dJmRdE3WBgE 森昌子「悲しみの日曜日」 http://www.youtube.com/watch?v=neDm9zuBlDM

松葉の流れる町(18)

それから暫く経ってキャンペーンが終わりになろうとしていた頃、壬生は少し前から気になっていたことを口にした。 「あの三人は何者だろう」 彼らがそこにいるのは少し前から気付いていた。しかし彼らはそこで誰かを待っているだけだろうと大して気にしては…

Edesu10、Green fields

東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 私の妻の両親は既に二人とも他界しておりますが、宮城県石巻の出身で、したがってその地に親戚、知人が多くおります。それ故、この度の如何ともしがたい状況に言うべき言葉もありません…

手紙15 泰山木

「一条つぐみの手紙」 みどりちゃん、いつもお手紙ありがとう。受験勉強頑張ってますか。あなたは頑張りやさんだから大丈夫ですね。私も見習わなければいけませんね。最近、時々落ち込むことがあるのですが、みどりちゃんの手紙に励まされて歌っています。今…

Edesu9、Get back

愛しき花よ汝はあざみ 心の花よ汝はあざみ さだめの径は涯てなくも かおれよせめてわが胸に (横井弘「あざみの歌」より) 水性色鉛筆 森昌子「さようなら」 http://www.youtube.com/watch?v=P_GCqfn25b4 ビートルズ「Get back」 http://www.youtube.com/wat…

手紙14 深夜放送

「小山みどりの手紙」 雅子ちゃん、ご無沙汰です。ラジオ聴きました。私、ながら族ですから深夜放送は欠かせないのです。 雲井さんは相変わらずですけど、雅子ちゃんを前にする宇都宮の頃を思い出すのか、なんだか真面目になるように思います。私はあの時、…

Edesu8、純真

神楽殿で歌う若き演歌歌手に女神を見たと人は言う。 色鉛筆 森昌子「潮来花嫁さん」他 http://www.youtube.com/watch?v=T3b2HiGu9Lc

Edesu7、凛呼

霓裳を纏った寒椿 渾身の歌唱に霓裳に包まれた寒椿の生命を見る。陽だまりに佇む凛呼の紅は茫々たる風に衣を纏い、その色を濃くして見せる。 鉛筆(4B) 森昌子「寒椿」 http://www.youtube.com/watch?v=EkQ-8WOswzo 無彩色のみで表現されたようなこの「寒椿…

Edesu3、哀哭

衝撃が走る。宿命が彼女を待つ。 鉛筆(3B) 森昌子「生きて下さい愛してください」 http://www.youtube.com/watch?v=7C4Vk2OaupI

Edesu6、歌詠

歌詠鳥が谷を渡る頃 鉛筆(2B) 森昌子「早春賦・浜辺の歌」 http://www.youtube.com/watch?v=AVb3ONWtUQc

Edesu5、清廉

清廉なる世界 鉛筆(2B) 森昌子「おんなの海峡」 http://www.youtube.com/watch?v=k2FtjzWFq-M

Edesu4、丹心

その先に あまたの道あり迷いあり されどひとつの青春は 麗しきかな あの哀哭の頃 色鉛筆(赤) 森昌子「いつまでも愛していたい」 http://www.youtube.com/watch?v=MD6j7A0PaKo

Edesu3、哀哭

衝撃が走る。宿命が彼女を待つ。 鉛筆(3B) 森昌子「生きて下さい愛してください」 http://www.youtube.com/watch?v=7C4Vk2OaupI

時代11、卒業記念植樹

1977年(昭和52年)3月に高三トリオは高校を卒業する。それに先立つ1月3日に、3人は赤坂の豊川稲荷で記念の植樹をした。その樹木の現在の様子で、左から山口百恵の山茶花、桜田淳子の木蓮、森昌子の泰山木である。植樹の時とは場所が違うようで、以後に移し…

Edesu2、悠久

美の前での饒舌は退屈でしかない さあ、静かにモナリザを聴こう モナリザを見よう、モナリザを描こう …私には描けそうもないが 鉛筆(2B) ナットキングコール「Mona Lisa」 http://www.youtube.com/watch?v=kSuYpv9fkxU

時代10、森昌子公演劇場とライブ盤

「時代1、森昌子の履歴」から劇場名の入った項目のみを抜粋したリストで、付け足した箇所もある。これを基に「森昌子と劇場」は書かれる。また最後のアルファベット小文字はライブ盤の発売された公演で、そのタイトルは「想い出そして未来へ…」による。 197…

Edesu1、哀愁

私は書くの長い手紙を… 鉛筆(HB) 森昌子「旅立つ彼」 http://www.youtube.com/watch?v=2kf0m6Ci-ns

時代9、森昌子と劇場(4)

5、浅草国際劇場 1974年「初のワンマンショー」 正式名称:国際劇場 所 在 地:東京都台東区西浅草3-17-1 完 成:1937年 開 館:1937年7月3日 開館公演:松竹少女歌劇披露興行 閉 館:1982年4月4日 最終公演:松竹歌劇団豪華公演・第51回「東京踊り」 客 席…