蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

他17、宇都宮駅発車メロディに「せんせい」はどうだろう

以前に「森昌子に宇都宮市民栄誉賞を」(2010.12.4)と題して書いたことがあり、本来なら40周年を直前にして再びそれを記す頃なのですが、いかんせん震災や原発の問題が連日報道される今にあって、再びそれを声高に叫ぶのは如何なものかと諭されそうで、ひた…

俳句12 日比谷野外音楽堂

あのころは扉の向こう芥子の花 井上陽水の次にRCサクセションを考えたが、かって日比谷野音でRCサクセションを見たのがいつだったかはっきりしない。71年か72年だろうと思っていたが、色々と調べるうちに73年らしいことが判った。暑い夏の記憶は確かだったか…

俳句11 那須野が原

「芭蕉の里黒羽」(黒羽町教育委員会発行)より 元禄2年3月27日(新暦1689年5月27日)深川を後にして「奥の細道」の旅に出た芭蕉は、4月1日に日光に着き、その後、次の目的地那須の黒羽に向かった。その途中で道に迷い、草を刈る男に尋ねると、 「那須野が原…

俳句10 燕の子

さくらちゃんは元気にいるだろうか。 天に向かって開かれた燕の子の、まだ柔らかい嘴が、生きることの凄まじさを教えてくれる。いのちは必ず死に至る。限られた時間であるからこそ精一杯に生きて欲しい。 限られしいのちと生きよ燕の子

俳句9 泰山木

子は宝泰山木は明日の花 子宝観音と記念樹(赤坂豊川稲荷) 泰山木の花(国立オリンピック記念青少年総合センター付近)

他16、泰山木写真

泰山木:モクレン科の常緑高木 原産地:北米中南部 花期:5〜7月 学名:Magnolia grandiflora 和名:タイサンボク 英名:Southern magnolia 花言葉:前途洋々、威厳、壮麗 撮影:2011年6月10日 場所:渋谷区代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター付…

松葉の流れる町(21)

「壬生さん、そう言えば壬生さんも歌手を諦めた口ですね。私も学生の頃はブルーグラスのバンドをやっていて、プロとしてやりたかったのですが、下手だからそれは叶いませんでした。だから演歌にそれほど詳しい訳ではないのです。しかも若い頃は日本のどろど…

時代16、過ぎ去りし時の記憶

1973年8月、1万3千トンのさくら丸が横浜港を出航した。この船は“日本一周・ろまんの船”と名付けられていて、女性ばかり7百名が客として、生徒として乗っていた。(中略)横浜を出て西へ向かい、九州の外側を通って門司に入港、そこで一日遊び、日本海を北上…

他15、智恵子の空

「がんばろう!石巻」と書かれた看板 そしてこの石巻。私に関係する二つめの町です。 離れた場所にある者が「がんばろう」などと、声高に叫ぶのはおかしいのかもしれません。しかし私には、情けないのですが、そんな言葉しか思い浮かばないのです。代りにこ…

他14、濱田庄司の町

10数年前、倉敷、尾道辺りを旅行した時、偶然入った美術館で、たぶん大原美術館だったろうと思いますが、「濱田庄司展」を見たことがあります。濱田庄司は益子焼の発展に尽くした人、程度の知識しかなかったのですが、それでも益子の町が私に縁ある町である…