蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

時代27、振り向けば、時代

時代は 西陽のあたるあの窓に フィルムの中のビートルズに るろうに達の鬢髪に そして、二百億年の果てに 巡り来るのです 振り向けば 窓に西陽があたっていました ビートルズはフィルムの中で歌っていました 町には鬢髪の乱れたるろうに達がいました そして…

人形5、純情いろはがるた(年代順)

う) 生まれは雷都 宇都宮(58) な) 南国の土佐は伝説 1才と7ヶ月 し) 自転車の後ろで今日も歌います に) 肉も魚も嫌いです て) 転校はたしか小学4年生 す) スタ誕から出た天才(71) せ) せんせいから始まった『それはじんせい…』(72) そ) そっ…

人形4、純情いろはがるた(いろは順)

いろは47文字に京を加えた48文字から、を、ゐ、ゑの3文字を除外した45文字の一覧です。絵はドール・マコさんにお任せして、一部ヤッツケ仕事的な箇所もありますが、とりあえずは文言の全てです。分かりにくいかもしれませんので、後日、年代順に並べ直した一…

時代26、豊川稲荷

高三トリオが高校卒業を記念して植樹を行った豊川稲荷は、本院ではなく赤坂の東京別院であったが、新撰東京名所図会の東京別院の姿を眺めながら、再びその豊川稲荷についてである。周りが大きく変わった中にあって、その山門の形状がほとんど昔のままである…

松葉の流れる町(27)

浅草寺でほおずき市が開かれる頃に、森正太郎は再び金山の自宅を訪ねることにしていた。それを知って壬生は、 「私も一緒に行かせてください。『笹しげ』の羊羹を用意します。雑誌で金山さんがその羊羹のことを書いているのを読んだことがあるのです」と同行…

松葉の流れる町(26)

達彦が戻った翌日につぐみはみどりの手紙を受け取る。それには6月24日の墓参りの事が書かれていた。高揚を抑えきれず今日まで書くことができませんでした。しかし、どうしても書きたかったのです、と最後の書かれた言葉が印象的で、彼女の心の動きが手に取る…

時代25、森昌子と劇場(5)

6、歌舞伎座1976年「5周年記念」 1986年「ファイナルコンサート」 福地桜痴(源一郎)が千葉勝五郎と謀って、明治22年11月に建設開場したのがこの劇場である。 俗に団、菊、左と呼ばれた九世市川団十郎、五世尾上菊五郎、一世市川左団次が共演してこけら落し…