蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

他3曲14、ザ・ピーナッツ

ザ・ピーナッツの伊藤エミさんが亡くなられた。71歳だった。謹んで哀悼の意を表します。 ザ・ピーナッツは間違いなく日本の歌謡界を牽引したひと組だろう。その歌唱力とリズム感で新しい日本の音楽を聴かせてくれた。演歌か洋楽か二者択一の時代に、その『可…

神5、「テルプシコラー 音楽と踊りのミューズ」

ナティエ「テルプシコラー、音楽と踊りのミューズ」1739年(サンフランシスコ美術館) 人間の女性の裸を描くことは不謹慎とされた頃、裸体で描かれたのはすべて女神だった。実は私も人間の女性ではなく、女神を描こうとしている。ナティエにならいテルプシコ…

松葉の流れる町(24)

特別対策室の件は、達彦が外交官試験にパスした大学4年の時にそれとなく示されていた。達彦が、モスクワ大使館での研修が希望ですと言うと、その理由と同時に、暗にそうした部署への着任を尋ねられたのである。 『父親は日教組の活動家であり、叔父は牧師で…

Edesu51、もちろん、恨んでなんかいません

鉛筆、ケント紙 もちろん、恨んでなんかいません 思い出を残してくれたのですから もう何も言わないでね 森昌子「冬化粧」 http://youtu.be/yt798NiYruY ねえ…、 大人になったでしょ、私 見て、星がきれい 荒木一郎「空に星があるように」 http://youtu.be/n…

Edesu50、私、後悔してません

鉛筆、ケント紙 私、後悔してません もう振り向いてくれなくても あなたが好きでしたから 森昌子「寒椿」 http://youtu.be/50iz2QBl0tQ

他3曲13、ジャニスを聴きながら

森昌子との関係はないと思うのですが、サブタイトルに「森昌子を聴きながら」としていることから「ジャニスを聴きながら」荒木一郎の3曲です。 荒木一郎は東海ラジオの番組「星に唄おう」のテーマ曲「空に星があるように」で、66年に歌手デビュー。同年、同…

Edesu49、私、泣いてません

鉛筆、ケント紙 私、泣いてません 目にゴミが入ったんです けやき通り、風が強かったものですから 髪を切ったんです、昔みたいに 森昌子「吉祥寺物語」 http://youtu.be/fqJ7z5BUACg

他3曲12、歌謡三人三様

歌謡曲と流行歌。今は死後に近い言葉だが、戦前から戦後(1950年代)にかけて隆盛を誇ったこの大衆音楽こそが、日本の高度成長期の象徴と言っても過言であるまい。あの頃は未来があった。皆、貧しく、清く正しくはなかったかもしれないが、溢れる息吹があっ…

他3曲11、演歌三人三様

森昌子から見た場合、演歌のご三方はこんな風になるのだろうか。曲目は、歌唱場面も考慮した独断による選択です。YouTubeの中だけですが。 ・お姉さん、八代亜紀 生年月日:1950年8月29日 デビュー曲「愛は死んでも」(1971年9月25日) 「愛の終着駅」(1977…

松葉の流れる町(23)

「達彦さん、いつまでいられるの」 通行する人の中には足を止めて店先の商品を眺める人ばかりではなく、買い求めた物をその場でほお張る人もいた。そうした人たちの大きな塊が、流れの迂回を余儀なくさせる。その日の仲見世通りには、地方からの団体客らしい…

俳句24 時ありぬべし

また、この季節がやってきた。泰山木の花開く頃である。私にとっては森昌子様の季節なのである。ということで、早速例の場所へと向かった。参宮橋駅から歩いて数分の国立オリンピック記念青少年総合センター付近。写真をご覧ください。 泰山木の花 清冽の時…

松葉の流れる町(22)

みどりが送ってくれた泰山木の写真の中に古いものが混じっていた。「アルバムを見ていたらこんな写真がありましたので、焼き増しして同封します」と書いてある。泰山木の前に幼い二人が並んで立つ姿で、花がついてないところを見ると季節は少し違うようだ。…

Edesu48、見えない糸

鉛筆、ケント紙 森昌子「赤い糸」 http://youtu.be/X6QNvW825do