蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

23、森昌子 フォーク風

1、 少年時代(76年) 歌手:森 昌子、作詞:阿久 悠、作曲:遠藤 実 阿久悠の詞であるが、「フォークのギター」「ジーパン」「野良犬」「髪の毛長く伸ばしても」「傷つけあって生きるより」「僕には僕の夢がある」等、当時のフォークに使われそうな言葉が多…

俳句8 夕立

梅雨が明けると本格的な夏となり夕立の季節となる。うだるような夏の午後、急に空が暗くなったかと思うと雷鳴が響き、あっという間に激しい雨になる。夏の午後から夕方にかけて良く見られる現象で、この激しいにわか雨を夕立という。今年に限って言えば、猛…

俳句7 梅雨

麦が刈られ蓮華草が刈られると梅雨である。子供の頃、青梅を齧って良く叱られたものだが、それもこの梅雨を過ぎるとおおっぴらとなる。青梅の持つ毒素が腹痛を起こすのだが、その毒素が消えるのがこの梅雨明けの頃なのだという。梅の雨とはそんなことも現し…

22、森昌子 女学生

1、「女学生」(1964年) オリジナル歌手:安達明、作詞:北村公一、作曲:越部信義 歌:森昌子 LP「中学三年生」(1972年)より http://youtu.be/XGR2N_6GNL4 (12.2) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::…

21、森昌子 時代の歌謡曲

「時代の歌謡曲」と書いているが正確に言えば時代ではない。その時である。昭和39年(1964年)、東京オリンピックのあった年の3曲を選んだ。昭和39年には次のような出来事があった。 「東京オリンピック」94ヵ国7495人が参加。日本は 金16銀5銅8を獲得 「東…

手紙10 竜胆の里(2)

「氏家雅子の手紙」 詩集ありがとうございます。牧師さんがが持って来てくれました。バイロンは私には難しいのですが、一生懸命に読もうと思います。あの日、私は本を持って駅まで行ったのですが間に合いませんでした。それで牧師さんに預けたのですが、それ…

松葉の流れる町(10)

青葉の発散する臭気がまだ残っているのだろう、独特の噎せるような青臭さが鼻につく。それは昼の熱気を感じさせ、息苦しさを感じさせた。少女の一途な思いをどう受け止めればよいのだろう。達彦は雅子の心にどう対すれば良いのか思いあぐねていた。 熱い外気…

私が選ぶ3曲一覧

これらは全て森昌子本人、或いは何らかの形で関係ある歌または歌手から選んでいます。何らかの関係は筆者の推測も含まれます。分類は喜早哲氏の「日本の抒情歌」を参考にして幾つかを考え、該当しないそれ以外は3曲に共通するそれらしい言葉をタイトルとして…

20、美空ひばりと森昌子

1、 「あの丘越えて」(1951年) オリジナル歌手:美空ひばり、作詞:菊田 一夫、作曲:万城目 正 歌:森昌子と美空ひばり 昭和26年の松竹映画「あの丘越えて」の主題歌。瑞穂春海監督によるこの「あの丘越えて」は、ひばり(当時14歳)演じる少女と鶴田浩…