蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

16、森昌子 赤い糸の思い出


 悲しみ隠し桟橋に虚ろに影を映す時、誰でも人は寂しさに見えない糸を見るという。夢を失くした青春を海の暗さに散らしても、それでも人は小指から見えない糸が出るという。それはあそこのあの窓に明かりのついたあの窓に、きっとつながる赤い糸。

 遥か彼方のあの島に未練の涙を流す時、誰でも人は寂しさに見えない糸を見るという。さようならの如月に緑に恋を埋めても、それでも人は小指から見えない糸が出るという。それは優しいあの人に出会って輝く赤い糸、決して切れない赤い糸。

 でも、もういいの、これきりにして。もう大丈夫。あの公園の金木犀の匂いがするわ。青春のはかない夢をありがとう。ゆらゆらとセピアに揺らぐ青春の思い出の日をありがとう(3曲合作)
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1、「江の島悲歌」歌:森昌子
http://youtu.be/v5z8a5TbCYo
(12.2)
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2、「赤い糸」歌:森昌子

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3、「金木犀の手紙」歌:森昌子
http://www.youtube.com/watch?v=ZP6olAhOZvo