蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

他30、悲しき天使


メリーホプキン「悲しき天使」
http://youtu.be/6e_5SaFui4M


 以前にも書いたことがあるのですが、メリーホプキンの「悲しき天使」です。ご存知この曲はビートルズのアップルレコード第1弾。記念すべきレコードでした。日本では1968年の暮れ近くに発売されて翌年の1月にはオリコン1位となり、結局その年の年間洋楽シングルチャート1位の曲でもありました。私はこの曲には冬のイメージがあるのですが、それは聴いた季節ばかりでなくこの透き通った声質にも関係があるのかもしれません。寒い季節の塵芥のない冴え冴えとした空気感を思い出すのです。

 また、彼女は1970年に来日し、大阪万博会場でも歌っています。あの頃を強烈に印象づける曲なのです。原題は「Those Were The Days」。普通に訳せば「あの頃」ですが、これを「悲しき天使」とした邦題が素晴らしい。曲調とよく合っています。あのころ、あれっ、どこかで聞いたような…。そうです、このアルバムです。



 「悲しき天使」も「あのころ」も共に「Those Were The Days」。それではこのアルバムから、
森昌子「夏の日の想い出」
http://youtu.be/J55X52HZDjk


 これもいいのですが「あのころ」は「星影の小径」。探しても見当たりませんでしたのでこの曲です。「星影の小径」どなたかアップしていただけないでしょうか。
 この曲は幼い頃から縁ある曲らしいのですが、今に聴いても非常にいいのです。午後のまどろみの中で夢見ごちに聴くと、ほんわかとした気分になります。なんとも落ち着くのです。寝ちゃあダメだろうとお叱りを受けそうですが、昨今、クラシックのコンサートでも居眠りオッケーとかがあるそうですのでお許し下さい。少し不眠症きみなのです。


 最後に「あのころ」のアルバムがさりげなく置かれたこの絵です。


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・ メリーホプキン「悲しき天使」発売:1968年11月
森昌子「あのころ」発売:2007年8月
  収録曲
  「港が見える丘」 
  「いいじゃないの幸せならば」 
  「赤ちょうちん
  「夏の日の想い出」
  「悲しみは駆け足でやってくる」
  「想い出まくら」
  「悲しくてやりきれない」
  「雨に濡れた慕情」
  「星影の小径」
小畑実「星影の小径」発売:1950年11月
大阪万博:1970年3月〜9月