蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

時代6、森昌子と劇場(1)

1、よみうりホール
1971年「スター誕生」予選会

  • 所在地:東京都千代田区有楽町1-11-1読売会館7階
  • 完 成:1957年
  • 客 席:1,100席(1階席522・2階席578)
  • 用 途:多目的ホール(コンサート・講演会・試写会など)
  • 設 計:村野藤吾(建築家)


 有楽町駅前ビックカメラの7階にあるが、71年頃はそごうデパートだった。広島の世界平和記念館や日生劇場等を手がけた建築家の村野藤吾の設計によるこのホールは、曲面を多用した独自の構造になっているといい、また立地の良さもあってコンサートや講演会、試写会などに幅広く利用されているという。予選会の様子が阿久悠の著書に書かれているが、通路や階段にまで人が溢れたらしい。この客席も参加者でいっぱいだったのだろう。

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2、後楽園ホール
1971年「スター誕生」本選・決戦大会

  • 所在地:東京都文京区後楽1-3-61東京ドームシティ
  • 完 成:1962年1月
  • 開 館:1962年4月
  • 収容人員:2,005人
  • 客席数:1,403席(南固定席:780、可動席:東109、西109、北405)
  • 用 途:格闘技・テレビ番組収録

 東京ドームシティ内「青いビル」の五階に設置する。同じ階には「後楽園ホール展示会場」もあり、各種会議や講演会などに貸し出される他、本ホールでのイベントの際のサブ会場およびスタッフルームとして利用される。
 1962年1月15日に開場、4月16日にオープンした。前身は、講道館本部の移転に伴い閉鎖された旧講道館本部水道橋道場を改装し、1958年6月8日に開場した後楽園ジムナジアムである。ボクシングやプロレス、キックボクシングなどの格闘技の興行で頻繁に使用されることから、「格闘技の聖地」「格闘技のメッカ」等と呼ばれ、眼の肥えた格闘技ファンが足繁く通うことで知られる。
 日本テレビとスタジオ契約を結んでいるため、同局系列テレビ番組の公開収録で使われることも多い。『笑点』や『欽ちゃん&香取慎吾全日本仮装大賞』などの公開収録会場として知られており、かつては『スター誕生!』や深夜放送時代初期の『ザ!鉄腕!DASH!!』などでも使用されていた。これらの格闘技以外の場合は、ステージを設置する関係上、通常「南」側の席しか使用しないが、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の企画「山崎vs.モリマン」のようにリングを設置して公開収録を行う場合もある。また、観客を入れずに単に番組収録スタジオとしての使用もある。(ウィキペディア)

 「スター誕生」と言えばこの曲「涙の連絡線」。デビュー頃の「せんせい」も入っている。eagletakaさんの動画です。「スター誕生」決戦大会は71年の暮れにあり、放送されたのは年の明けた72年1月だった。


森昌子「涙の連絡線」(1965年)
http://www.youtube.com/watch?v=15ZcBsTvz10
1-2 少女森昌子の挑戦(2)
http://d.hatena.ne.jp/eight5881/20100303/1267615764