蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

27、森昌子 カバーフォーク(2)

1、「無縁坂」(1975)
オリジナル歌手:グレープ、作詞・作曲:さだまさし
歌:森 昌子
 日本テレビのドラマ「ひまわりの詩」の主題歌。舞台は東京都文京区湯島四丁目にある無縁坂。森鴎外の小説「雁」で知られるようになった坂だという。これはキャニオンに移る前の徳間音工の頃で、五木ひろしの伴奏をみると、ボチボチ移籍の話は出ていたものと思われる。
 これはいい、非常にいい。森昌子のフォークになっている。53年(1978)年11月は、あの衝撃の走った帝劇「7周年記念」の2ヶ月後のこと。
http://www.youtube.com/watch?v=7Rx3InKXzdE
参考)オリジナル:グレープ

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2、「若者たち」(1966)
オリジナル歌手:ブロードサイドフォー、作詞:藤田敏雄、作曲:佐藤勝
歌:森 昌子
 「若者たち」は1966年のフジテレビの連続ドラマ。これは映画や舞台にもなり、また主題歌も同名である。当初は「空にまた陽が昇るとき」という題名だったらしいががドラマのイメージが強く、すぐにドラマと同じ「若者たち」に改題されたという。マイク真木の「バラが咲いた」がフォークの魁であり、それに続いたのがこのカレッジフォークと呼ばれた「若者たち」である。ブロードサイドフォーは黒パンこと、黒澤明の息子、黒澤久雄がいたことでも有名。
http://www.youtube.com/watch?v=ZJtiP7lb2ZE
参考)オリジナル:ブロードサイドフォー
http://youtu.be/e9EfBXwWDTo
(12.2)
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3、「風」(1969)
オリジナル歌手:はしだのりひことシューベルツ、作詞:北山修、作曲:端田宣彦
歌:森 昌子
 はしだのりひことシューベルツは、フォーククルセダーズ解散後の1968年の後半に端田宣彦が結成したカレッジフォークグループ。メンバーは端田宣彦(元フォーククルセダーズ)、越智友嗣(元ヴァニティー)、杉田二郎(元ジローズ)、井上博(元ヴァニティー)の4人。1970年3月の井上博の死去により翌4月に解散した。
http://www.youtube.com/watch?v=fc1XoSwRnqs
参考)オリジナル:はしだのりひことシューベルツ