蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

Edesu102、時を駆けた少女

鉛筆、耐水ペン、色鉛筆


 時を駆けた少女といえば、私は真っ先に「どんぐりッ子」を思い出す。その歌は、時空を超えて、いつの時代に現れても不思議はないからだ。それ故、背景は、日比谷公園に小音楽堂が完成した明治38年とした。
 しかしこの曲名は、以前も書いたのですが、映画タイトルと違えたほうが良かったのではないか。例えば、映画「どんぐりっこ」の主題歌「緑の山に」と、こんな風に。心は、歌おう緑なす山に向かって、なのですが。
 なかなか良い言葉が見つからず、「見上げてごらん緑の山を」ではいかにもだし、「いつもこころに心の歌を」もまたあれっぽいし、「高嶺にあらずも花は咲くらむ」では長ったらしいし、「我が心のふるさと」ではそのまんまだし、「明日への道」ならばと思ったが、どこか教訓っぽいし。ということで、結局、歌おう緑なす山に向かってから「緑の山に」なのです。


 森昌子「どんぐりッ子」1976
 http://youtu.be/OfbcAUnG5c4



 以下の歌も何となく雰囲気が似ています。「いつも心に太陽を」は、「せんせい」のほうかもしれませんが。


・ルル「いつも心に太陽を」1959
 原題は「To Sir With Love」。1967年に公開されたイギリス映画の同名の主題歌。
 http://youtu.be/JOVQ4vAmM7Y


・レイチャールズ「我が心のジョージア」1960
 原曲は1930年に作られた。1979年にジョージア州歌となる。
 http://youtu.be/fRgWBN8yt_E


坂本九見上げてごらん夜の星を」1963
 原曲は1960年に初演された同名ミュージカルの劇中主題歌。
 http://youtu.be/x05qcrQVc04


荒木一郎-「空に星があるように」1966
 東海ラジオの番組『星に唄おう』のテーマ曲で、同年この曲でデビュー。
 http://youtu.be/19iT80S2p24


落書きのような構想画


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参考)
日比谷野外小音楽堂
 わが国初の野外音楽堂として1905年(明治38年)に完成した。1923年(大正12年)9月の関東大震災で倒壊したが後日再築された。1983年(昭和58年)には大音楽堂と同時期に改築されて現在に至っている。客席数 1,075。最大の特徴はすべての催事が無料であることであり、基本的には有料公演の貸し出しは行わない。
 明治時代に小音楽堂が開設された後、大正時代に大音楽堂が開設された。小音楽堂は日本最古の野外音楽堂である。(ウィキペディア