蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

他3曲3、カルフォルニア



沈黙(7)ゴールデンゲートブリッジ用。簡素な絵を書いて差し替えた。


 「沈黙」の絡みで、カルフォルニアあるいはサンフランシスコ関係の曲を選んでみた。他にも、何度か取り上げたイーグルスの「ホテルカルフォルニア」(1976年)やサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」(1964年、日本での発売は1966年)などが思い浮かぶ。これは多数あり、各人各様であろうからいちいち詳細は記さない。カルフォルニアあるいはサンフランシスコの地名が入っているのでこの3曲で良しとした。


ママス&パパス「夢のカルフォルニア」(1966年)
http://youtu.be/jnPFk4WvtKU
スコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」(1967年)
http://youtu.be/W2rbQ0lOM8I
アルバートハモンドカルフォルニアの青い空」(1972年)
http://youtu.be/LcmU3ngK5D8

 
 「サウンド・オブ・サイレンス」が使われた67年の映画「卒業」で、主役のベンを演じたダスティン・ホフマンが突っ走った橋はゴールデンゲートブリッジではなく、サンフランシスコとオークランドを結ぶベイブリッジだった。ベンはエレンを求めてサンタバーバラへと車を走らせ、そして教会の窓ガラスを叩いて絶叫する。それは出口のない時代に生きる60年代のアメリカの叫びでもあった。
 青春の混沌を描いたこの映画は、40年経た今でもカルフォルニアの青い空や挿入歌「サウンド・オブ・サイレンス」と共に様々な青春を思い出させてくれる。


 さらに同じく67年の「モントレー・ポップ・フェスティバル」について。これは「モントレー・ジャズ・フェスティバル」を参考にママス&パパスのジョン・フィリップスと彼らのプロデューサー、ルー・アドラーが中心となって開催されたものらしい。
 ヒッピー文化華やかなりし当時のことである。その象徴的なイベントとしてこの1967年の「モントレー・ポップ・フェスティバル」は取り上げられることが多い。しかし実は、このフェスティバルにはそうそうたるメンバーが出ていたのである。そしてまだ無名に近かったジャニスジョプリンやジミーヘンドリックスは、ここでの出演をきっかけにその名を全国的なものにする。更にこの流れは、1969年8月ニューヨーク州サリバン郡ベセルで行われた「ウッドストック・フェスティバル」へと続いていく。


モントレー・ポップ・フェスティバル」出演者
アソシエーション
バウバース
ルー・ロウズ
ビバリー
ジョニー・リバース
アニマルズ
サイモン&ガーファンクル
キャンド・ヒート
ビッグブラザーアンドザ・ホールディングカンパニージャニス・ジョプリン
カントリージョーアンドザ・ヒィッシュ
アル・クーパー
ザ・バターフィールド・ブルースバンド
クイックシルバーメッセンジャー・サービス
ティーブミラー・ブルースバンド
エレクトリック・フラッグ
モビー・グレイブ
ヒュー・マセケラ
バーズ
ローラ・ニーロ
ジェファーソン・エアプレイン
ブッカーT&ザ・MG‘s
ザMG‘sザ・マーキース
オーティス・レディング
ラビ・シャンカール
ブルース・プロジェクト
グループ・ウィズノーネーム
バッファロー・スプリングフィールド
ザ・フー
グレイトフル・デッド
ジミーヘンドリックス・エクスペリエンス
ママス&パパス
スコット・マッケンジー