蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

12、森昌子 オリジナル演歌

1、「古都の別れ歌」
歌手:森昌子、作詞:土井あきら、作曲:桜田武男
1975年12月 LP「あの人の船行っちゃった」(森昌子17歳)
 ふと開けた障子越しに、幽かに響く列車の音にさえ涙が溢れてしまう。蛍は籠の窓を開けても離れず、じっとして明滅を繰り返えすばかり。あなたは覚えていますか、あの日ことを。天の川が空を横切って、あんなにも煌いていたあの夜のことです。
http://youtu.be/CQWWqFqKYco
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2、「あの人の船行っちゃった 」
歌手:森昌子、作詞:山口あかり、作曲:遠藤 実
1979年1月 松山市民会館「二十歳の私 伊予の旅」(森昌子20歳)
 彼女の歌声は絶え間なく溢れ来る湧水にも似た清らかさで響いてくる。そして、私が言う「若き歌謡歌手の姿」は、その喩えの一つ「冬の雪の清らかさ」から来るものかもしれない。
http://youtu.be/HatZoF625d4
(12.2)
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3、「寒 椿 」
歌手:森昌子、作詞:中山大三郎、作曲:船村 徹
1986年6月 NHKホール「15周年記念コンサート」(森昌子27歳)
 人家を離れた小道の傍らに毅然として花開く寒椿の様が、一幅の絵のように思い浮かぶ。感情に頼りがちな彼女がそれを押さえ、枯山水を思わせるモノクロームの世界を描き出している。この歌唱は出色の出来栄えで、まさに渾身のなせる業だろう。