かほどまで咲くこともなき椿かな(飯島晴子) 歳時記を眺めていてふと目に止まったのがこの句だった。飯島晴子。偶然にも前回の「はんざき…」と同じ作者であり、以前にも「夕立」の項で「さつきから夕立の端にゐるらしき」を引用させていただいていた。実は…
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