蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2012-04-04から1日間の記事一覧

沈黙(15)

色鉛筆 部屋の中まで射し込んでいた午後の日射しが消え去ると、間もなく薄墨を流して迫る黄昏の暗い影が忍んできます。モデルの胸奥に突然湧き上がった黒い雲は、その迫り来る暗い影と同じで、時間が経つごとにその暗さを増していったのです。それは「飯坂殺…