蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

2010-02-09から1日間の記事一覧

他7、夕笛の丘(森昌子)

若者が突然諳んじていた詩の一節を朗詠すると、何故か少女は微笑む。「読んでみるかい」一冊の本を少女に差し出して、彼もまた微笑む。 若者は夏休みを利用して、親戚であるという町の小さなの教会に来ていた。その教会は丘の麓、竜胆が群生する中にある。少…