蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

他39、熱唱!中野サンプラザ


 久保講堂はもうない。浅草国際も新宿コマもない。大阪新歌舞伎座はあるけれどあの桃山風ではないし、歌舞伎座も代替わりしている。この中野サンプラザには改装の計画があるらしい。うむ…。ただただ時の過ぎゆくままに任せる他はないのだと思いつつサンプラザに向かったのでした。
 人は如何なる時でも歩むものです。そして何事も、いつかは新たなものに生まれ変わるのです。



 熱唱!森昌子コンサートは確かにこのパンフの通りだった。美空ひばりの曲が多すぎた感はあるが、お姉ちゃまであるから仕方がない。それにしても5周年頃の映像には胸に来るものがある。特に、この朗読である。多分、ひばりの率直な気持ちだったのだろう。それがひしひしと伝わって来て、まちゃことお姉ちゃまの物語に目が潤んだ。ただ時の過ぎゆくままに任せる他はないのかと。



 母が黙っている時は 苦い飴玉くれたような
 暗い足元照らしてくれるのも お母さん
 躓きそうになった時 手を差し伸べてくれるのも お母さん
 そんなお母さんを忘れて
 自分の道を選ぼうと考えることが あなたにもきっと来るわ
 でも いつだって どんなことがあったって
 お母さんはあなたを忘れることはないわ


 この世に風が吹く日にも 冷たい雨が降る夜も
 歌が消え去ることはない
 人と人との心を紡ぐ 熱い演歌の灯火を
 昌子がきっと守るでしょう
 これから始まる風雪に 昌子が如何に耐え抜くか
 その青春の生き様を 共に見つめていたいもの
 (YouTubeから文字を起こしてます)


 
 森昌子「おかあさん」と美空ひばりの朗読
 http://youtu.be/DSA9ypEnMAE


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 参考)
 ・森昌子私論2-4 美空ひばりの朗読


 ・あたらしい私、生まれ変わる私…。
 



 ・「純情いろはがるた」(ドール・マコ画)より

久保講堂


浅草国際


新宿コマ


大阪新歌舞伎座


歌舞伎座