蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

Edesu41、未完成夕顔


色鉛筆

「瑠璃の鮮やかな絣のあなたは、古めかしい神楽殿の舞台に女神のように存在しました。その舞台で歌うあなたは神々しく見えました。歌には喜びや愛しい人への想いばかりでなく、悲しさや辛さそして時には怨念までもが籠められているものかもしれませんが、あなたの歌にはそれらも超えた神々しさがありました。それはその神聖な場所に棲み続けた精霊の息遣いのようで清々しくもあったのですが…」(「松葉の流れる町」より)
 神楽殿で歌うつぐみにみどりはこう書いて送りました。その神々しいまでの歌い手が帯に夕顔の花を挿して歌います。完成時には後光が輝いているかもしれません。


森昌子「夕顔の雨」
http://youtu.be/b0m1WdFo118