蜂太郎日記

森昌子を聴きながら・・・

Edesu24、冬に咲く花


 太陽は落ちる寸前の最後の輝きを残して西の彼方に沈み、世界は次第に暮れて行く。そんな夕暮れの寄る辺ない佇まいに日本の芳醇は香り立つ。番外1で並べたアメリカ芳醇トリオは豊潤でもあって強力だが、やむを得ん、日本を代表し森昌子に一人で対抗していただこう。


森昌子「さざんかの宿」
http://youtu.be/KfAXiOG4osM


鉛筆・色鉛筆
 
 しかし今日の日本を考えた場合、芳醇に浸ってばかりもおられず、こんな詩も同時に記さねばならない。


 地に降りよ穢れなき天使たち
 その小さき手で土をすくい
 無辜なる過去に抛れ
 地を裂き岩を割って鉄血を流せ
 大地の深みから
 生命の旋律が響くまで
 冬に咲く種を探して